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関東にすむ関西人。訛が抜けません・・・。もう、諦めた!


by y-ein
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容疑者Xの献身 を読みました。

東野圭吾 ガリレオシリーズの”容疑者の献身”を読みました。

まさか!というトリックでした。 

で、トリックのネタバレはしない方向で行きます。


湯川の若いころの描写がありましたが、長髪に金のネックレスって不良ジャン!

ゆかわー、そんな格好しててよく大学に残れたなぁ。と思いました。

帝都大は寛大です。 それともいっぱいいるのかな、そんな教授。

エンゲシュって人もはじめて知りましたそんな数学者がいたんですね。

私もどちらかといえば、エンゲシュ信者でしょうか。 

世の中の基本的な定理は (人で解けるほど)簡単で(式は単純で)美しいものだ。

と思います。 物理学としていると、

ほんとにこんな簡単な(2乗までの)式で、世界の波の動きが!(波動関数とか)

と、びっくりする事がたくさんありますから。 コンピュータでしか証明できないのは

だめですよね。 って今、シュミレーションをやっている人間の言葉じゃない。

それはそうと、最後の方、湯川の心の動きに泣きそうに・・いや、泣きました。

つらかった・・・。 人としてすばらしい葛藤だと思いました。コナンも見習うべきです。

でも、容疑者Xの献身で泣いた人なんているのでしょうか・・・。私だけ?

この小説を読み終わったとき、殺人は人をハッピーにはしないのか。と思いました。

そして、なんだか、湯川の一人勝ち、という印象も残りました。

最後はあの人の思い通りですから。 いつもどおりですね。


関係ないですが、ガリレオシリーズを読んだ後は、物理を学ぶ学生として、

湯川くらいモノを知ってたり勉強したほうがいいのか? という焦りを覚えます。


それと、ドラマの湯川は小説の湯川で描いていたイメージと全く違いました。

あんな”ウンチ”とかいう人じゃないもん! (あんなK教授(うちの大学の)みたいなこと!

それに、あんなにかっこよくないし、普通の派手好きな軟派なオジサンだもん!

湯川の授業は分かりやすいが、難しいテストをするので、人気がない!そんな印象だし。
by y-ein | 2007-10-18 15:38 | 小説